人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

ロマンだね

積読在庫消化。

 

内容としてはタイトルの通りなんだけれども、専門の研究者が書いた新書ではなく、ジャーナリストが一般向けに広く解説した本。

猿人とか原人とかその辺の定義から、当該研究の現在地まで登場する。

 

人間とは何か、なぜ、どうやって現れ、どんなプロセスを経て今に至るのか。

その問いに興味を持たない人はいるはずがない。

 

わかっていることは多くはないのだが、それでもさまざまな想像を掻き立てる。

ありきたりだが、人類700万年の歴史ロマンを前にすれば、現代の諍い・争いの類が如何に小さなものかと理解するだろう。

 

読んだからってどうなるものではないのだが、それでも現実逃避の役には立つに違いない。

一般教養として是非広く読んでもらいたい。

 

まぁ、ご参考ということで。