人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

社員を大切にするってどういうことなんだろう

積読在庫消化。

 

大手企業の子会社に出向して社長となり、そのままMBOして25年黒字経営を成し遂げた人のビジネス書。

人事評価制度中心のお話で、戦略とかマーケティングの話題はほぼない。

 

人事評価制度についても、いろいろな仕掛けが含まれているけれども、中小企業なので、結構厄介な人しか採用のテーブルに載ってこないことを前提としたものもある。

例えば中途採用で半年間嘱託契約にして、お互い良ければ正社員に登用するとか。

 

それって、気持ちも意図もわかるけれど、優秀な人が動く採用マーケットだとなかなか難しいよね。

「私、信用されてないんですか?だったら良いです。」ってなるはず。

 

あとは全体の印象として、給料はしっかり払う、という感じかなと。

色々手当があって、昇降格も含めフェアな運用を心がけているのは伝わってくるけれど、そこが大きいような気がする。

 

社員を大切にするって、とどのつまり、給料をきっちり払うってこと?なんて思ったりしたけれど、まぁ大事だよね。

どんなに綺麗事を並べ立てても、払うもん払ってくれなきゃ駄目だよね。

 

まぁ、ご参考ということで。