積読在庫消化。
Kindle日替りセールで購入したんだと思う。
改訂版が出ているので、読まれる方は改訂版をどうぞ。
結論から言うと個人的には無茶苦茶面白かった。
日頃天気予報で聞く、「大気が不安定」ってどういうことなんだ、なんで梅雨があるのか、台風はどうやって発生するのか、天気予報はなぜ予報できるのか、そういったことがバンバン解説されていき、「なるほどそうだったのか」の連続で快感である。
高校までの物理と化学の知識でギリギリついていけるレベルの話が続くのも緊張感があって良い(ちょっと疲れるけど…)。
物理と化学を同時並行で思い出しつつ本文を理解し読み進め、最後の天気予報のシミュレーションで数学まで登場するかと思ったけど、それは大丈夫だった(苦笑)。
理科が好きだった大人が読むと、とても良いのではないかと思う。
中学生の娘には少々早いかな。
趣味で気象予報士の勉強をしたくなる人の気持ちがちょっとわかる。
ブルーバックスは時々こういうヒットがあるのでたまらない。
まぁ、ご参考ということで。