人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

キラークエスチョンを考える

住んでいるマンションが大規模修繕でね…。

修繕委員会などにも参加しているわけですが、近々工事業者さんの選定に入るのです。

 

入札で5社から応札があり、ここから「で?」というところから始まる。

我々素人なので、何人集まっても工事業者さんの見積もりの良し悪しなんかわからんわけです。

 

管理会社さんもアドバイスはしてくれるが、見積もりの間違いは指摘できても、良し悪しまではわからない。

まぁしょうがない、入札という勝負の場面で計算違いをするような会社、明らかにおかしい金額を入れてくる会社はやめておきましょう、ということで3社に絞る。

 

で、管理会社さんからは「次は面接です」と言われる。

面接して何処を見るの?結局印象になっちゃうよね?とみんなで苦笑いしながら議論を進めていく。

 

技術の細かいところはわからないし、印象だけに引っ張られても良くないので、何か3社の本質が抉り出せるような(大袈裟?)、皆が当たり障りのない答えを返してきて同じにならないような、それでいて難しすぎず、構えさせない、一見カジュアルだけど本質的な質問をぶつけたい。

要するに普段考えていること、重要だと考えていることがパッと出て、それでいて各社違いが出るような質問。

 

いろいろ考えてみたんだが、一旦下記のようにした。

・マンションの大規模修繕工事において、よく起きる問題(トラブルとその原因)は何処にあると考えているか?

 

「よく起きる問題」で、業者さんの経験値と、それに向き合う姿勢が出るんじゃないかと考えた。

そして、「何処にあるか」という質問にしたことで、業者さんの問題分析力を問うたつもり。

 

「問題は何か?」だと漠然とした一般論を皆答えてくるような気がしたのだ。

whatじゃなくてwhereにしたのが狙いね。

 

さて、どうなるかなぁ。

採用されるかどうかがわからないんだけど(苦笑)。

 

まぁ、ご参考ということで。