人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

アフターコロナの営業とは

「キラークエスチョンを考える」の回で述べたが、マンションの大規模修繕の業者さんを選定している。

先日、最終候補に残った3社と面談。

 

オンラインでは雰囲気がわからないかなと思い、普段の修繕委員会はオンラインなのだが、今回は対面で臨んできた。

会場には管理会社の方と役員数名、オンラインの役員が数名。

 

3時間弱かけて3社のプレゼン・質疑応答を順次実施。

先日考えた「キラークエスチョン」は一応効果があったと小生としては思いたいところ(笑)。

 

3社それぞれ違いが出たし、大事にしているポイントも明らかになったとは思っている。

とはいうものの、何千万円の買い物の意思決定は難しい。

 

プレゼンを終えても、さあどうしたものか、という会場の雰囲気である。

が、オンラインの参加者に感想を求めてみると、どの参加者も3社の順位がはっきりしていて皆同じ。

 

対面で聞いていた人間からすると、声がはっきりしていた順だよね、という感じ。

おっと、そう来たか、という印象である。

 

確かにしっかりした発声の営業は信頼感があるが、オンラインだからこそ、そういうポイントが刺さるのかもしれない。

大きな声の会社は現場代理人の方も、プレゼン当日も現場(我々のマンション)を見てきたエピソードを披露して、その辺りオンラインで伝わるエピソードだけにポイントが高い。

 

なんかベタだねぇと会場で話しつつ、こういうご時世だからこそ、余計にベタな方が刺さるのかもね、という意見もあったり。

料金も安かったし、なかなか珍しい外断熱工法の修繕実績があったり(そう、拙宅は外断熱工法のマンションなのである)、その辺も決め手ではあったが、そんな実績無く他社横並びだったとしても、オンラインで伝わるベタな営業努力で勝利していたような気がする。

 

そんなもんなのかなぁ、なんて思いつつ、とりあえず業者選定という山場を終えて一安心。

あぁ、疲れた。

 

まぁ、ご参考ということで。