娘が学校のイベントで、人前で何かやるらしい。
といっても校内放送の企画で、一分間にペットボトルの蓋を何個積めるかというチャレンジに上級生と参加するだけなのだが、それなりに緊張しているらしい。
わりとどうでもいいことで緊張するんだなと感心半分、呆れ半分で聞いている。
こちとら枯れ切った中年なので、余計なアドバイスをする。
そんなもん、一生懸命やるからみんな見てくれるし、思い切りやって派手に崩れたりするから絵的に面白いんだ。
だから気にせずガンガンやれ。
そう言って、YouTubeで90年代のプロ野球珍プレー好プレー集(みのもんた実況のアレである)を見せる。
ほら、すごく面白いけど、これって一生懸命やっているから面白いんだし、かといって笑いものにしてるんじゃないんだぜ、一生懸命プレーする選手への愛情があるから面白いんだ、と。
娘がわかったのか、わかっていないのか定かではないが、YouTubeを一瞥して半笑いした後、ペットボトルチャレンジの練習に戻っていった。
親としては、とにかくなんでもいいので色々経験すれば良いと思う。
一生懸命やれば、何か道は開けるはず。
もちろん、正しい努力でなければ道は開けないが、その辺はもう少しサポートしようと思っている。
まぁ、ご参考ということで。