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Kindleのデイリーセールで発見し、高評価だったのでポチった一冊。
健康法・トレーニング法は武術的観点からも無視できないタチである。
というわけで本書であるが、簡単にいうと、”高地トレーニングを手軽に実践する”というコンセプト。
”呼吸のしすぎ”が現代人に色々な不具合をもたらしているという、深呼吸に対するアンチテーゼを述べている。
それが本当に正解なのかどうかは、長い研究成果が必要であるが、少なくとも本書で推奨している「鼻呼吸」が正しいのは実証されているはず。
鼻呼吸じゃないアスリートがいるのか、というのは疑問だが、運動中も鼻で吸って鼻で吐くアスリートは少ないと思うので、その効果がいかほどなのかは今後の研究を楽しみにしつつ、自分でもちょっと実験してみたい。
運動中も鼻で吸って鼻で吐き、時折息を止めながら酸素欠乏状態を作り出す、という形で追い込んで行き、パフォーマンス向上を目指すわけなのだが、結局それって無酸素と有酸素を繰り返すインターバルトレーニングと変わらないのではないか、という風にも思う。
そういう意味では、根拠の無い話では無いと思うが、劇的に変わるのか、というのは謎である。
本書で提示している指標(BOLTと称す)で、平常呼吸で息を履いたところから、呼吸筋が反応するまで何秒息を止められるかというのを、パフォーマンスの目安にしているのだが、目指すところは40秒以上。
小生、30〜35秒はなので、ちょっと鼻呼吸を実践して見て、40秒を超えたらどうなるか、追って報告したい(笑)。
なお、30秒でも健康的には全然問題ないレベル。
ちなみに、小生の最大酸素摂取量は50〜60mlで、世の中的には結構いい方だから、もっと高いレベルを要求しているということだ。
頑張ってみたいと思います。
まぁ、ご参考ということで。