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Kindle日替りセールでレコメンドされた一冊。
レビューは高く、内容が気になってしまい、普段なら買ってしばらく積んでおくことが多いのだが、即読み出してしまった。
著者は社会心理学者なのだが、その心理学的観点から、いかに「人に頼むか」を解説した本。
文体も軽く、洋書にしては内容も簡潔で、サクサク読み終えられるが、なかなか興味深く有用な印象を受けた。
つくづく人間というのは相手の立場になって考えられない生き物だなと反省する。
人に何かを頼むというのは、いろいろ抵抗があるものだが、自分が誰かから頼りにされれば、一応は嬉しいもので、そこのギャップが最初にして最大のポイントと言えよう。
要するに、人に頼むのに大した遠慮はいらない、ということ。
ただし、応じやすい頼み方や、好ましくない頼み方はあるし、依頼に応えてよかったと思ってもらえる(つまり、頼んだ方も頼まれた方もハッピーになれる)お礼の言い方がある。
なるほど確かに、というエッセンスが多く含まれているので、興味のある方は(というか頼み事に苦手意識を持つのが普通のようなので、ほとんどの人は?)一読を薦めたい。
小生も再読予定である。
まぁ、ご参考ということで。