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著者は日本の有名シンクタンクの設立者で、大前研一氏よりは若い世代だが、日本のコンサルタントの草分けの一人と言っていいんじゃないかと思う。
実は小生が社会人デビューした際の新人研修で、外部講師として講話を拝聴した思い出深い方であり、今般Kindleの日替わりセールでレコメンドされ、思わずポチってしまった。
20年以上前の講話で今でも覚えているのが、「仕事の報酬は仕事」という言葉と「知性とは答えのない問題に取り組み続ける力」ということ。
本書はその「答えのない問題に取り組み続ける力」であるところの知性をいかに磨くかについて、著者の見解が述べられた本。
何か科学的な論証がされているわけではないのだが、著者の長年の経験からもたらされる言葉の数々は、(小生が若い頃に受けた薫陶というバイアスもあって)深い含蓄がある。
具体的に○○というアクションをとるというより、もはや態度の問題だと思うのだが、そういった態度、姿勢を持ち続けることがいかに重要であるか、思い知らされる。
小生にとっては「襟を正す」一冊。
まぁ、ご参考ということで。