常々、仕事は楽しいものであってほしいと願っている。
もちろんそうじゃない時はあるし、上手くならないと面白くならないという事象は往々にしてあるから、初めから楽しいということもあるまい。
しかし、時に我慢や努力が必要だとしても、それがずっと続くようであれば、前向きなモチベーションは続かないし、そうなると働く人のポテンシャルを生かしきれるとは思えないのだ。
楽しい仕事ができている人の方が、絶対にその力を活かしきれている。
仕事を楽しくするためには、楽しむ工夫は必要になる。
困難な局面をゲーム感覚で乗り越える気持ちの切り替えだったり、単純な作業をスキルアップの機会にする意味付け力、周囲からのフィードバックをポジティブに受け止める姿勢や、自分自身が成長していると認めてあげる肯定感。
そういったメンタルを身につけることを通じて、努力を努力と感じないレベルまで持っていければ、どんな環境でも生きていけるはず。
そして、そもそもは、心から楽しいと思えるタイプの仕事を選ぶ、ということも重要なわけで、就活の「自己分析」は、本来そのために存在すると考えている。
業界や職種に拘り過ぎることなく、「どういったタイプの役割に喜びを感じるのか?」ということを探求して行けば良いのだ。
それが例え、何度か転職したり、さまざまな失敗の果てに気付くことになったとしても、ステータスや待遇だけが良い仕事に付くより、ずっと幸せな人生を送れると思う。
まずは、「楽しくなければ仕事じゃない!!」と信じて、その先にどんな道が切り開けるのか。
「あんまり楽しくない」人は、じっくり考えてみて欲しいと思うのである。
まぁ、ご参考ということで。