人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

考えるのではない、行動するのだ

李小龍じゃないよ。

新規事業に取り組む際に、未経験者が一番やってしまうのが「一生懸命考えること」だと思う。

 

でも、よほどの天才でもない限り、考えて凄いアイデアが出て来ることは、残念ながら無い。

凄いアイデアはそれが出せる人が居ないと生まれないので、三人寄っても文殊にならないことも多い。

 

新規事業は「一万人が同じことを考え、そのうち百人が実行に移し、一人だけ成功する」と言われるくらいだから、ウンウン唸って考えたアイデアで勝負するのは、早々に諦めた方が良い。

では何をするのか?

 

仮説を立てたら顧客の声を取りに行く。

早々に収支計算に入ったり、企画書に着手してしまう。

 

デジタル、アナログ問わず、プロトタイプ作りや実証実家にトライする。

つまり行動するのだ。

 

実際に人に会い、手を動かして得られる知見の方が、考えることの何百倍も意味がある。

発想法とかリサーチが役に立たないとは言わないが、会議室に居る時間は極力減らし、外に出るべき。

 

もちろん外に出るというのは、本社の外のコワーキングスペースに居たり、スタバでMacBookを開くことじゃないからね。

まぁ、ご参考ということで。