最近、小生自身の自己紹介について褒められた機会があり、「そ、そうですか…?」という心象だったのだが、考えてみると、人前で自己紹介をしたり、自己紹介をするように促したり、という機会は、多分普通の人より多いと思う。
それは、会合や研修の運営なんかをしているからなのだが、大体そういう場面では、一分間の自己紹介をお願いする事が多い。
一分間の縛りは、主に運営時間の都合だが、あんまり長くても聞いている方の集中力が続かないし、一分間と言われれば、参加者の負担感も軽いので、ちょうど良いと思う。
さらに、一分間で喋ってもらう事として、三項目提示する。
自己紹介を行う真の目的は、参加者の相互理解と融和を促進するためのものだから、好き勝手なことを喋られても、あまり意味がない。
で、提示する三項目とは、
①経歴
②会に参加する意気込み
③「実は私は」
である。
それで、実際に小生は一分間位で自己紹介してみせる。
ポイントは御察しの通り③で、いきなり意外に思われる自己開示を要求すると、場も盛り上がるし、本人の「ガード」も下げさせる事ができ、一気に空気が作れると思う。
ビジネスでの一般的な自己紹介であれば、①仕事を中心とした経歴、②プライベート、③「実は私は」的なネタあたりが揃っていると良いと思う。
場の雰囲気が固ければ、②を小さめに③と統合するやり方も無難だが、記憶に残らない内容になるリスクはある。
因みに、人間が一分間で喋れるのは300字と言われている。
せいぜい2tweet、A4ワードで1/5ページ位である。
内容はよくよく吟味すべきだと思うが、ヘタな人ほど準備しないで臨むんだよね、大体。
まぁ、ご参考ということで。