人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

40歳を過ぎてもやらないこと

高校生ぐらいの頃から、バイク(オートバイね)に乗りたいなぁという憧れがある。

色々なメーカーの新製品を見たり、免許を取るための教習所や料金を調べたり。

 

でも、最初にそんなことを考えてから、多分30年が経つ。

そんなに考えているなら、サッサとやれば良いじゃん、と自己啓発系の本やハリウッドのヒューマンドラマなら主張するだろう。

 

しかし結局のところ、この30年、他の事を優先してきたという事なのだ。

もちろん、免許がもっと簡単で、しかも身近にバイクを貸してくれる友人が居たりしたら、あるいは乗っていたかもしれないが、それはなんの意味もない仮定。

 

そして30年が経ち、歳をとってしまった。

40歳を過ぎたからといって、新しいことが学べないとは全く思わないし、個人的な話だが体力はその辺の若者よりもあるし、経済力もまた然り。

 

でも、この歳までやらなかったことというのは、自分の人生の中で必然性がなかったことでもあるんだよね。

もちろん、子育てがもうすぐひと段落するとか、仕事が変わるとか、ライフスタイルが大きく変化する可能性はある。

 

でも、大きく変化するタイミングで、四十数年やってこなかったことを人生に混ぜていくか?

そう問うてしまうと、あんまり無さそうな気がするのである。

 

この辺が、歳をとったということなのかなぁ、と。

寂しいような、安心感のあるような。

 

いや、でも小生のことだから、バイクに乗るかもしれないよ(笑)。

まぁ、ご参考ということで。