今日は安倍首相の退任記者会見がありました。
https://www.businessinsider.jp/amp/post-219291
体調が悪化していたのは明らかだったし、ご年齢もご年齢だったので、英断だったと思う。
何事も「辞めます」というのは、物凄く勇気のいること。
転職経験者なら上司に「辞めます」という緊張感を、新規事業経験者なら「撤退します」という無念さを味わったことがあるだろう。
「お叱りを受けるんじゃないか」「もっと頑張れるんじゃないか」「ただのわがままではないか」そんな自問自答を繰り返しつつ、重責ある立場で勇気ある決断をしたこと自体を尊重したい。
周りがどう思おうが、本人が辞めるべきと思うなら、その時が引き際なのだ。
引き摺り下ろされるのではなく、自分で幕引きする意思を優先させるべきだと思う。
ましてや病気なのだ。
ハッピーリタイアではなく、新たな闘いが待っている。
後のことは残った人間が考えれば良い。
在任中の評価は、もっと後に歴史が下せば良い。
安倍首相のことは好きでも嫌いでもないし、良いとも悪いとも思っていないが、一人の人間として勇気ある決断を下したことを、認めたいと思うのである。
まぁ、ご参考ということで。