新規事業企画において、ターゲットや価格、将来目標なんていうのは、起案する側が決めなければならないこと。
もちろん、色々試行錯誤をする中で、浮かび上がってくることもあるけれど、それでも、色々選択肢がある中で、ある結論を出すというのは、「決め」の問題である。
最初から「これじゃなきゃ!」という風に決めていることもあるが、そのまま最後まで走れることはなく、何らかの形で修正を余儀なくされる。
そんな中で、かなりの人が、「決め」を先送りにしようとする。
あたかも先送りすれば、いつか最適なターゲットや価格、将来目標が導き出されるかのように。
でもお分かりのように、そんなことは絶対になくて、一方でビジネスで求められる期限はやってくるので、どこかのタイミングで起案者自身が決断しなければならない。
更に言えば、新規事業企画では、どれだけPDCAを回したかが勝負。
決断を先送りしすぎると、いつまでたってもPDCAが回せないという、最悪の事態に陥る。
先送りするのは、否定されるのが怖いからだと思うけれど、これに関しては、「否定される前提で」、バシバシ「決め」ていくのが、もっとも正しいのだと考えている。
それでもやっぱり怖いのだが、勇気を持って頑張っていただきたい、
まぁ、ご参考ということで。