人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

先憂後楽

こんな言葉がある。

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元々は、為政者に向けた含蓄のあるもので、なんとなく「ノブレスオブリージュ」に近い言葉だろうか。

しかし、一介の小サラリーマンである小生にとっては、「厄介なことほど先にやりきっておけ。そうすれば後がずっと楽だぞ。」と読める。

 

実際今日も、「しまった!もっと早い段階で考え抜いておけば良かった!」という思いをしてしまったのである。

まぁ、この歳になると「なんとかならない仕事はない」という開き直りも持ち合わせているのだが、それにしたって「しまった!」なんて思いは、しないに越したことはない。

 

今年読んだ本の中にも、スタートダッシュを決める仕事術の本はあった。

工数見積もりとか、方針や役割分担の決定とか、物凄く面倒なのだが、そういう作業に限って、先にやればやるほど後が楽になる一方、先送りしてもその作業自体は楽になることはなく、後の作業スケジュールに皺寄せが起きるもの。

 

着眼大局・着手小局なんていう言葉もあったりするが、そんなのは、単なる心構えだから、実践になんの支障もないけれど、最初に厄介な仕事に手を付けるというのは、やっぱり辛い。

でもその辛いところを乗り越えるから、価値のある仕事になるんだよね。

 

いやほんと、反省である。

まぁ、ご参考ということで。