転職も数多く重ねていると、課題のある局面に放り込まれることも多々あるわけで。
課題のないところに採用はない、という割り切りもあったりして、そういう観点では、課題があるのは当たり前なのだけれども。
課題のある職場というのは大抵、「急ぎではないが重要」「本当はこうしたい(本当はやっちゃいけない)んだけど、正しい形になっていない」みたいな案件が山積みになっている。
「急ぎで重要」「明らかに正しい(明らかに間違い)」は、さすがに解決されているものなので、そういった案件が蓄積されるのだ。
で、どうするか。
結論は、一つ一つ潰していくしかない。
「急ぎではないが重要」案件が積み上がっている職場というのは、本当はやらなきゃいけないことができていない、というストレスが結構蔓延している。
まず着手するだけで、そのストレスはかなり改善してしまうので、それだけでも手を付ける意味がある。
とは言え、である。
そこには積み上がってしまった理由がある。
理由の一つであるリソース不足は、自分が投入されたということで解決したとしよう(強引だが)。
他の理由は、「パッと見、どこから手をつけていいかよくわからない」とかだが、重要度が高いと判断しているということは、要点も掴めているから、これも、手を付ければ意外と解決も早いことが多い。
あと頻出は、「よその場所から指摘されたけれどそのままにしている」とか。
この辺は指摘する方もされる方も「他人事」なので、積み上がる傾向がある。
このパターンの厄介なところは、指摘された時点で既に後手に回ってしまっているところだ。
追われる立場は弱く、だからといって逃げていると、ますます追い込まれてしまう。
ここは一つ、歯を食いしばって踏ん張るしかないのだが、この辺は既に「周回遅れ」なので、ペースを上げて背後から迫る相手を引き離し、さらに走り続けて追いつくという「我慢」が必要だ。
間違っても、引き離して終わりではない。
だが、「我慢」が必要だとわかっていれば、結構耐えられるものだし、追う立場になれば、あとの仕事は無茶苦茶楽チンである。
追われて逃げるのではなく、追いついて追いかける、これ大変だけど、仕事を楽しむ極意だと思っている。
なんか精神論だらけだったけど(笑)。
自戒を込めて。
まぁ、ご参考ということで。