人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

「僕は君たちに武器を配りたい」 読了 〜付和雷同しない〜

リンクは末尾。

先日、各所で惜しまれつつ、若くして亡くなってしまった著者であるが、残念ながら小生は著作を拝読したことがなく、遅ればせながら手に取った次第。

 

投資家でありながら大学で教鞭を取る著者が、大学生及び社会人2、3年目の若者に対し、サバイブするための知恵を授けるというもの。

決して「上から」でもなく、「俺の若い頃は」みたいな話でもなく、これからの社会で生き抜いていくための知識、考え方、動き方を真摯に説いている。

 

小生はもういい歳になってしまったので、読者のターゲットからは外れているし、幸にしてキャリアに関わる仕事に長く携わった関係で、取り立てて新鮮味のあるメッセージではなかったが、対象となる読者においては、とても意味のあるアドバイスだと思う。

一言で述べるならば、ブームや華やかな話題に流されることなく、本当に大事なことを見極めろ、という意思を感じる本である。

 

若い読者の未来のために。

まぁ、ご参考ということで。

 

僕は君たちに武器を配りたい

僕は君たちに武器を配りたい