人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

仕事は目立ったもの勝ちである。

こんな記事があって。

www.creators-station.jp

 

テレビCMの現場におけるプロダクションマネージャー、通称プロマネの仕事論である。

プロマネの仕事論ではあるが、全ての仕事に共通するものを感じた。

 

人を動かすのが結局のところ仕事の本質である以上、誰かの後ろに隠れて気配を消すのではなく、ちゃんと前に出てモノを言えと。

その前提として真剣に考え、関係者の合意を取り付けられるロジックを組み立て、対話をしろと。

 

全くおっしゃる通りだと思うのだ。

そんな仕事ぶりは、きっと目立つし、批判する人間も出てくるかもしれないが、そんなことは大した問題ではない。

 

「気配を消した」仕事は、人を動かすことができない以上、現実には動かされる側に回ることになる。

動かされる側というのは、出された指示に従わなければならない立場に、自らを貶めることになり、圧倒的に面白くない。

 

義務と責任だけでこなしていく仕事。

そんなのは奴隷と変わらない。

 

目立つために前に出るのは本末転倒ではあるが、真剣に考えてしっかり自己主張することで、目立ってしまうことについては、全く臆する必要はなく、どんどん目立てばいい。

それを避けて、自らを奴隷のような立場に貶めてしまう方が、よほど問題である。

 

前に出て発言する機会があれば、むしろ「おいしい」と考えて獲りにいかねば。

まぁ、ご参考ということで。