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脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める 生活人新書
- 作者: 築山節
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2012/07/31
- メディア: Kindle版
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著者の書籍は以前も読み、非常に勉強になったが、その関連書籍である。
概ねの趣旨は「フリーズする脳」で書かれていることと大きな違いはなく、本書においては、ボケないための方法論を行動指針として15項目にまとめてあるという体裁。
なので、前著の読書メモと内容は重複してしまうが、まぁ簡単に言えば、オフィスにこもってPCをいじるのではなく、外に出て活動すること、未知の領域・知らない人とも接点を持ち、良い意味でのストレスをかけておくことが重要。
失敗した記録をつけるとか、ポジティブシンキング、遊びの要素を持つことなど、ふむふむというアイデアが説かれていく。
個人的に「なるほど」と思い、子育てにも活かせそうだなと感じたのは、「試験を受けている状態を持つ」ということ。
どういうことか?
一定の仕事量をこなさなければならないとしたときに、スピードをあげようとしても駄目で、こなす時間を設定することが大事らしい。
脳というのは、意欲でスピードが上がることはなく、処理する時間を短くすることでスピードが上がるものなのだそうだ。
自分の娘に、朝の支度を「もっと早く、もっと早く」と言ってもちっとも進歩しないのは、そういうことなのかもしれない。
ということで、明日から起きる時間を遅くして(現状のスピードに合わせたがゆえに、起きるのが早すぎるという実態もあり)、スピードを上げるチャレンジをしてみたいと考えている。
とはいえ、それはそれでちょっと怖いが(笑)、娘も「やってみる」と言っているので試してみようと思う。
まぁ、ご参考ということで。