人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

アドリブを恐れない

クライアントと顧客心理の「深掘り」のセッションをした時のお話。

ターゲット顧客は20代である。

 

いろいろインタビューを重ねていくと、女性は自由なことがわかる。

最近ますます自由な気がするが、小生が20代だった頃のことを振り返ると、昔からずっと自由だったのかもしれない。

 

問題は男性だ。

小生が中年化したことを自覚するが、「草食化」とはこういう事か、と思い知らされるエピソード満載である。

 

「草食化」というと、欲がない、攻めに行かない、というようなニュアンスで語られることが多いが、個人的な気付きとしては、どちらかというと不確実性を回避する行動原理、というのが正しいような気がする。

確実であれば、しっかり攻めるけど、不確実な要素があると、土俵にも上がらない、といったイメージだろうか。

 

はっきり言ってヘタレだし、そりゃあ女性も物足りないよね、という感じで、日本の将来が心配である。

どうも内向きの圧力が強い社会だからなのか、下調べするツールが揃っているからなのか、出来る限り失敗しないように、きっちり計画していく習慣が染み付いてしまっているようだ。

 

それはそれで良いことなのだが、人間社会の面白さなんて、その場その場のアドリブにこそ、あるんじゃないかと思うのだがなぁ。

それこそ、「オジサン」の意見のような気はするが。

 

まぁ、ご参考ということで。