人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

可能性を拾う

日々、色々な人とお会いし、色々なビジネスについてのディスカッションをしているが、個人的に意識して心がけていることがある。

それは、「可能性を拾う」ということだ。

 

良いところを見るようにする、と言ってもよい。

どんなに素晴らしい事業も、どんなに素晴らしい会社も、アラを探すのは簡単だ。

 

寧ろ小生的には得意。

当たり前だが、この世に完璧な存在などありえないので、角度を変えてみていけば、必ずアラがある。

 

しかし、それを指摘したところで、ことが良い方に進むのならいいが、大抵の場合は言いっぱなしになることが多い。

そこをいかに建設的なアイデアに発展できるか、また、いかに重要なことをケアしてそれ程でもないところを切り捨てられるか、その辺りが、当たり前だがビジネスとして大事なポイントだと思っている。

 

特に重要なのが、後者の取捨選択。

何でもかんでもポジティブに、建設的にということが重要なのではない。

 

何処までをリスクとして負い、どれだけのリターンを狙っていくのか?

「可能性を拾う」というのは、リスクを最小化しつつ、最大リターンに発展させる、極めて戦略的なスタンスが求められるのではなかろうか。

 

まぁ、ご参考ということで。