人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

目の前の現象に振り回されない

合気道の師匠から伝えられた教えで、物事は「現象」「構造」「本質」のレイヤーで捉えなければならない、というものがある(意訳)。
目の前で起きている「現象」を、客観的に分析する視点、その現象をもたらす「構造」の把握、そしてそれらが意味するところの「本質」の理解である。

小生が普段気をつけているのは、現象レベルの話に振り回されてはいけない、ということ。
良く「旨いか不味いか議論」と言っているのだが、出された食事を旨いか不味いかで判断するだけなら、誰でもできる。

不味いなら、なぜ不味いのか、その構造が説明できて初めて議論のスタートラインに立つことができ、その構造が意味するところの本質を明らかにすることで、コンサルタントとしての付加価値が出せるのだと思っている。
また機会を改めて、具体例を交え、述べてみたい。

まぁ、ご参考ということで。