人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

やはり課題設定能力

ここのところ立て続けに、仕事の場面において、人材育成や事業開発のテーマで、「課題設定」が問題になることが多かった。
担当者や係長レベルだと、課題解決能力が大事だが、その上になると、正しく課題設定ができる能力が求められる。

さらに上は、課題のスケールが大きくなるだけだ。
それを理解せずに、課題解決能力だけを磨いたところで、キャリアの発展は望めない。

新規事業開発においても、その事業がどんな課題を解決するのか、あるいは解決しなければならない問題は何なのか、そのあたりの見定めは大変重要で、なおかつ難しいと思っている。
特にプロトタイプやある程度しっかりしたアイデアがあったりすると、そういった見定めより、アイデアのブラッシュアップに走ってしまい、大事なことがなおざりになったままだったりする。

課題設定能力は、小生の経験上、頭の良し悪しとは関係がない。
どちらかというと、センスに近いと思うが、そこはそれ、センスというのは磨くことが出来るので、意識して頑張っているところである。

以前もこのテーマは書いたことがあるが、とても大事なことなので、何度でも言及していきたい。
まぁ、ご参考ということで。