一生懸命に働くことは、それは大変素晴らしいことであるが、時に無理をすることもある。
ところが、一生懸命になることは、とにかく目の前の仕事に集中していればよいので、実は楽な面もある。
義務を果たしているだけでなく、人より多く働いているのであれば、「それは立派」ということにもなるし、本人も仕事をした気になれる。
ちょっとネガティブな表現をすれば、「仕事に逃げている」状態である。
人生というのは、もちろん仕事だけではなくて、様々な義務や、取り組むべき社会的な要請がある。
そして、仕事に集中する時期があったとしても、ハードに追い込んだ仕事は長くは続かない。
仕事以外の義務に取り組むことも、長期的な視野で仕事に取り組むことも、いずれにしてもパワー配分・バランスが重要だ。
休むべき時に休む、体の休息だけでなく、仕事から離れるという意味でも、そのバランスを取れることは、職業人にとっては、結構重要なポイントなのではないかと、アラフォーになってつくづく思うのである。
まぁ、ご参考ということで。