人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

転職を力に変える。

昨今、極めて少しづつ、それもあくまで肌感覚でしかないが、いろいろな会社の経験をしている転職者を、社会が評価する風潮が出てきているような気がしている。
エージェントとしての仕事の過去があり、自身も数多く転職している小生の立場では、そのような話はポジショントークになってしまうので、積極的に転職の良いところをお伝えするのは正直控えているのだが。

今日、たまたまこんな記事を目にして。

IT部門が蛸壺化していて、異業界の事例を取り込むこともできないまま、どうにもならない状態になっているから、転職するなり、異業界の知見を活用するなり、というサジェスチョンを提示した記事だ。
冒頭申し上げた通り、自社の事業領域、知見だけでは、もはやイノベーションを起こせず、転職者の経験や、スタートアップの技術ノウハウを生かそうという動きは、ここ数年で目に見えて顕在化してきたと思う。

もちろん、ただ転職していれば良いと言うことはなくて、一人一人是々非々での判断にはなるし、プロパーの社員の評価を超えることは、相変わらず簡単ではないと思うが、何れにしても、転職者にとって、とても良い環境なのではないかと思う。
何れにせよ、個々のキャリア、ビジョンを踏まえ、最もそれが生きる企業、ポジションを探るのが本質であって、転々とするのが目的ではない訳だが、意志ある働き手にとっては、選択肢がかつてなく広がっている時代ではないだろうか。

まぁ、ご参考ということで。