人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

キャリアの不安との向き合い方

仕事を続けていると、いろいろなプレッシャーや不安があったりして、精神的に追い詰められてしまうことがあると思う。
しかし、殆どの方がわかっていただいている通り、実際にその仕事で失敗して命を落とすなんていうことはあり得ないし、取り返しのつかない事態になるようなことも滅多にない。

取り返しのつかない事態なんていうのは、そんなプレッシャーを感じないような無頓着な人が引き起こすもので、そんな人は無頓着なので、実際大変なことになってもあんまり事の重大さに気付いていないという、ある意味羨ましい存在だったりする。
さて、そんな割とわかりやすい不安やプレッシャーということだけではなく、他にも将来に対する漠然とした不安といった、キャリアを考える上では、とても大きな想念に囚われることはあると思う。

今日たまたま読んだ記事に、仏教の智慧を援用したこんなものがあった。

曰く、頭で考える不安も自信も、所詮妄想に過ぎず、具体的な行動と、その行動を踏まえて得られた「見通し」以外に、心を強く保つ術は無い、というものである。
キャリアで言えば、自分はこのままで良いのか、という漠然とした不安に向き合う話かと思うが、確かにそういう場面は、ただ頭で考えているだけ、というのは往々にしてあると思う。

そういう時こそ、具体的に転職活動に動いてみれば、(殆どは転職しない方が良いと思うが)自分がどうすべきなのか、少なくとも漠然とした不安は解消されることになると思う。
是非一度、ジタバタしてみてはどうだろうか?

まぁ、ご参考ということで。