人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

期末には改めて気を引き締めていきたい

単に歳をとってきて、ジジ臭くなっているだけなのかもしれないが、ここ5年くらい、どんどん世の中の仕事の質が低くなっているような気がする。自分の戦っているステージが落ちているのでは無いか、という反省もしつつも、大手企業のクライアントで信じられな…

環境は選択できる

自らを成長させたいと思ったときに、どうすれば良いのか?毎日頑張る、という話もあるけれども、一つの考え方としては、成長する環境をよく考えたうえで、そこに身を置く、というのもある。 個人的には、成長する環境に身を置くことの方が、より簡単で効率的…

起業家と企業内起業家の違いは何か?

小生の本業は新規事業の支援であるが、昨今の日本企業を取り巻く環境から、既存の組織の枠を突き破り、自ら事業を作り出す「企業内起業家」の社会的要請は日々高まっていると感じている。仕事柄、企業内起業家とも、それを期待する経営側ともお話をする機会…

上海出張所感

先週後半、ブログをお休みさせていただいたが、中国は上海に出張させていただいた故。 個人的には四年ぶりの上海であった。 治安も良く、活気もあり、小生としては大好きなエリアであるが、折角の機会なので少し現地情報などを。 現地の日本人駐在員の方々と…

2016/03/23〜2016/03/25のブログはお休み致します。

筆者海外出張にて、通信事情が芳しくないエリアにいるため、お休みさせていただきます。再開は3/28です。

知識社会と能力格差

今日はこんな記事を引用しよう。http://www.tachibana-akira.com/2016/03/7166要旨は、アメリカ大統領選挙の根底にある、知識社会における格差、分断のお話。知識社会では、一部の知識階級に富が集中して…という、ドラッカーも三十年くらい前に言及していた…

真理にバリエーションは多くない。

今ちょっと思うところがあって、内田和成氏の「論点思考」という本を読んでいる。ボストンコンサルティンググループのコンサルタントを長く勤められた方で、本の大意は「問題解決も大事だが、問題設定を誤ると話にならない」というものである。 当ブログで同…

人間の嗜好は幅広いようで、案外そうでも無い

今日仕事で、あるお菓子メーカーにお邪魔した。優良企業でいらっしゃるし、会社も社員の方の雰囲気も良く、大変素敵だなと感服した次第。それに引き替え、なんと自分はギラギラ、ガツガツしているんだろう、いつからこうなってしまったのだろう、と過去を振…

経歴はどこまでごまかせるか

今日の話題はなんといってもこれだろう。http://www.connectedtokyo.com/ ソーシャルゲームバブルと言われた採用合戦の時期に生まれた言葉だと思うが、「あれ俺詐欺」というのがあった。大ヒットしたタイトルを、さも自分の手柄のように語る人たちの事である…

問題は問題として認識しない限り問題とならない

これは小生の合気道の師匠による言葉である。企業経営上もキャリア形成上も、ある日突然「さて問題です」と湧き出てくるわけではない(湧き出てくるとすれば、それは「事故」と言われるような話だろう)。 昔所属していた小さな会社が、経営危機に陥ったとき…

二つ上の視点を持て

よく、若い人向けのキャリア論なんかで、今の仕事より上のステージで考えるようにしろ、という話が昔からある。担当者であれば、主任・係長ではなく、もう一段上の課長クラスで、課長クラスであれば、部長を通りこして本部長・事業部長クラスという具合に。 …

震災の日を忘れない

今日は五年前の東日本大震災と同じ、金曜日だ。そういう事情もあってか、特に今年はあの日のことを思い出すような気がする。 今となっては当時と違う会社、違う仕事をしているけれど、あの時のことは昨日のことのように鮮明に覚えている。多くの人が、いろい…

行ってみなければわからないこと、やってみなければわからないこと

今日の仕事では、タイトルの通りのことがあった。一つは海外向けのコンテンツ配信を企画しているプロジェクトの中で、実際に現地でインタビューした結果報告を受けてのこと。もう一つは、まさにこれから市場を作ろうというプロジェクトの中で、違う立ち位置…

一つ一つ最善を尽くす

昨日今日と嬉しいお話があった。昨日は、昨年ご一緒したクライアントから、新しいクライアントをご紹介いただき、今日は、先日までご一緒していた別のクライアントから、リピートオーダーのご相談をいただいたのである。 ご期待が高い分、より良いパフォーマ…

ビジネスにおける差は、いつも小さなところでつく

http://blog.tinect.jp/?p=21294こんな記事を読んだ。卓越した営業成績を継続している人が、とても小さな事を絶え間なく継続している、というお話。確かに小生も、これまでたくさんの「優秀な」方々にお会いしてきたが、そういった方々の行動を分析していく…

家族の事情と転職活動と

ある程度の年齢になり、家族も増えてきたり、年老いてきたりすると、家族の事情で転職を考える、ということは往々にしてありうる。昔所属していたエージェントのベテランコンサルタント(40代後半、思春期の娘が2人いた)が、外食企業に勤める30代中盤の転職…

嫁ブロック

転職活動をされている方の中で、いよいよ大詰めという段階で、奥様が反対しているので転職できなくなった、という方に遭遇することがある。エージェントの世界では、「嫁ブロック」といったりするようだが、個人的には結局のところ、納得するだけのご縁が作…

地方の中小企業に人材は転職するか?

ここしばらく立て続けに、地方企業へのUターンIターンのご相談を受けることが多かった。小生、ファンドの人間として、地方の中小企業の経営陣を探す仕事をしていて感じたことだが、60歳前後のシニアと、介護等の事情で郷里に戻りたいというようなお話以外、…

長期的に優秀な人材のニーズは高まっていく

昨日から2017年入社の新卒採用がスタートしている。概ね2016年より、有効求人倍率は高くなる見通しだそうである。長期トレンドとして、新卒の求人数自体は増え続けていて、その割に就職活動が大変なのは、「大学生」も増え続けているからに過ぎない。そう、…

KBFは何か?

小生、いろいろな形で新規事業のブラッシュアップに携わるのが、今のメインの仕事なのだが、そのプロセスでよく投げかける質問が、「KBF(Key buying factor)は何ですかね?」というもの。小生としては、新規事業を考える際に、その事業及びそれに類するラ…