人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

1年間は52週

小売のビジネスをやっている人からすると、1年間が52週間というのは多分常識なんだろうと思う。

52週間の中で、季節性の商品をどんなタイミングで展開していくか、というのを考えつつ、PDCA を回していく訳で。

 

52ということは、年間に占める一週間の割合は、100%➗52ということで、だいたい2%になる。

明日から連休が続くけれど、普通に休むとだいたい一週間なので年間の2%をそこで消化する。

 

12連休という人も居ると思うが、前後2日を休み気分で過ごすなら(笑)4%だ。

何が言いたいかというと、一週間の稼働というのはデカイのだ、ということ。

 

いま、こんな状況で、いろいろなビジネスが止まっていると思う。

3月から微妙な状況ではあったけれど、この4月、そして5月丸々止めるということになると、8週間、年間の16%が止まるのだ。

 

営業日が売上に直結しているビジネスなら、売上が16%減る。

日本の会社は上場企業でも利益率は5%程度だから、売上が16%も減ったら間違いなく大赤字。

 

今期は日本中の会社で大赤字を出すことが、既に確定していると言って良い。

赤字を出すくらいで済めばいいが、そもそも資金繰りがもたないところがもっとあるはずで、赤字を出すまでもなく破産する会社も多いはず。

 

メディアを見ていて、まだなんとなくこういう会話に乏しいような気がするけど、少なくともビジネスにおいては、統計上例を見ないほどの酷い企業業績の年になるはずだ。

結構なハードランディングだと思うので、働き手としては、しっかり覚悟して準備しておくのが良いと思う。

 

逃げ出して固い会社に転職をするもよし、じっと冬籠りをするもよし。

キャリアに関しては、慎重かつ勇気ある判断が必要だ。

 

そして、まずは家計のランニングコストの削減から。

大きな買い物も避けた方が無難。

 

「キャッシュイズキング」ですよ。

まぁ、ご参考ということで。