まずはリンク。
アマゾンジャパンの立ち上げ期に参画し、長く務めた著者による、タイトル通りの本。
値段も345円だし、ボリュームも値段なりなので、比較的簡単に読める一冊。
ビジネスやAmazonという会社に関心があって、それなりに書籍や記事等を読んでいる人にとっては、それほど新しい発見はないと思う。
とはいえ、それが一冊にまとまっていて、平易に読めるというのは価値があるし、それなりに記事を読んできたり、中の人の話を聞いてきた小生でも、「Still Day One」という、まだまだ成長物語は始まったばかり、という彼らのビジョンは、事業成長の歴史と照らし合わせると、「なるほど」と思わせるものがあった。
こういう本もあって、「Still Day One」と「果てなき野望」というタイトルに関連性を感じずにはいられないが、なるほどこれだけの成長をもたらす企業というのは、このようにしてできてきたのか、という興味を満たすには、十分な本であろう。
現実に中にいたからこそ語られるエピソードもあり、企業の成長ストーリーとして、面白く読ませていただいた。
まぁ、ご参考ということで。