人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

キャリアにおけるVSOP

キャリアをテーマにしたお話で、VSOPというのをご存知だろうか?
余談だが最近お酒を飲む人が減っているので、VSOPがお酒の用語が元ということすら知らない人も増えてくるのではないかと思うが…。

で、VSOPだが、
20代はVitality
30代はSpeciality
40代はOriginality
50代はPersonality
という事になっている。

それぞれの年代が、それぞれのアルファベットのスキルで勝負しましょうという話だ。
まぁそんなもんかなぁ、という感想を、初めてこれを知った20代の頃は、個人的に感じたものだ。

ただ、今になって、様々な年代、様々なキャリアの方にお会いして思うのは、全ての年代に、全部必要かなぁという、身も蓋もないものだ。
もちろん、優先順位が上記のようになる、という話でもあろうかとは思うが。

バリバリの60代の経営者はそこら辺の若者より断然vitalityがあるし、originality無きspecialityはあっという間に陳腐化してしまうし、市場性のないoriginalityはただの変わった人だし、personalityに至っては50代になって磨いても手遅れなんじゃないかと。
ともあれ、昨日たまたまそういう出会いがあったから、というのもあるが、一番大事なのは、personalityではないかなと思う次第。

まぁ、ご参考ということで。