人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

今もう一度「自己分析」の勧め

いい仕事に巡り会うためには、求人サイドの情報収集と、自分自身に向き合うことの両方が必要だと思う。
今日は向き合う方の話だ。

就職活動を経験した人なら、「自己分析」というやつはよくご存知だろう。
サークルの副会長だったからリーダーシップありますとか、誰も思っていないことを無理やり言ったりするアレだ。

転職にあたって、もちろんそんなバカバカしいことをやりましょうということではない。
社会に出て経験を積んだ今だからこそ、出来る自己分析があるはずなのだ。

就職活動時の自己分析がイタイのは、実際の仕事のイメージが無いのに自己の適性を無理やり合わせようとするからだと思っているが、実際に仕事を経験した今、よりリアルに自分にとっての向き不向き、何を喜びとし、何を許せないと感じるのか、組織の中での役回りはどんなものが多いのか、そんなことが見えてきているはずだと思う。
本件、若い人は背伸びをしがちなので、無理して自己の適性から目を逸らしてしまうこともあるが、続かなくなってしまうので冷静に判断したいところだし(反省)、「ありのままだったら、そんな自分に合う仕事がないだろう」と考えてしまって、これもまた無理してしまうパターンがあるので、真面目な人ほど要注意。

それでも自分がどんなキャラ、適性なのかよくわからない、という人もいるだろう。
そんな方々と出会ったときに、小生が参考までにお伝えするのは、高校二年生前後のクラス内での自分の立ち位置と、今の仕事での役回りを比較してみることだ。

意外なほど共通点があって、変わらない自分の芯のようなものが見えるときがある。
ちなみにアメリカの研究で、高校二年生のクラス内のヒエラルキーで、生涯賃金が変わるという研究があるらしいが、そんなことはこの際どうでも良い。

一番大事なのは、そんな分析を通じて、自分自身が納得出来ることだと思う。
自分の芯のようなものに納得できていれば、自信(開き直り?)になるし、周りも理解してくれるし、次も見えてくる、という感じだろうか。

なんだか自己啓発のようになってしまったが、まぁ、ご参考ということで。