昨日に続き、記事のシェアから。
http://next.rikunabi.com/journal/entry/20170309_D
東レの佐々木さんと言えば、人事界隈(ワークライフバランス)では超有名人。
もう大分お年になられたなという個人的な感慨はともかく、相変わらずの佐々木節である。
端的に言えば、ワークライフバランスが取れないのは、日本人のプライベートが「貧しい」から、ということだろう。
仕事に逃げている、とも言える。
特に、「いっぱい働いて安心したい」という気持ちがあるという下りは、とても耳が痛い。
小生の同世代からプラスマイナス5歳くらいから、かなり家庭や子育てに突っ込んでいる男性会社員は多いと思うが、まだまだ「お手伝い」のレベルであることが殆ど(小生も含め)。
小生の場合は、かろうじて週末あれこれプライベートを確保しているが、平日にプライベートの介入する部分があるかというと、ほぼ存在しない。
極めて「貧しい」状況である。
今日の報道で、残業時間の特例上限を月間100時間とする話が出ていたが、月間100時間なんて、やればわかるが、そうそう続けられる業務量ではないし、続けられる状態というのは、裏を返せば「会社で生活している」ような状態で、案外集中した仕事になっていないことが多い。
働き方を色々見直すタイミングだからこそ、改めて佐々木さんのコメントは身にしみる。
まぁ、ご参考ということで。