今日お仕事でご一緒し、お聞きした会話の中にあったフレーズの一つが、タイトルの「情熱は伝えられない」というもの。
ホントに仰る通りだなぁと思う。
もともと持っていたにせよ、何かのきっかけで火がついたにせよ、人から「情熱を持て!」と言われて情熱を持てるはずがない。
それに近い話として思い起こすのは、「どうやってやるか」を一緒に考えてあげることはできるけれど、「何がやりたいか」を一緒に考えるのは難しいということ。
コンサルタントなんていう肩書で仕事をしていてつくづく感じるのは、本来のコンサルタントの仕事は、「どうやってやるか」を考えることなのに、現実に求められるのは「何がやりたいか」「どんなことなら情熱を持てるのか」を、ともに発見することだったりする。
クライアントも答えを持っていない中で、カオスに突っ込んでいくプロセスなので、収集がつかなくなるリスクもあるのだが、そこに一筋の光明を見いだせた時、クライアントもコンサルタントも、ともに高い満足感ある仕事が得られるような気がしている。
とっても大変なんだけれどね。
まぁ、ご参考ということで。