キャリア上の選択とか、ビジネスの諸々のシーンで、悩ましい事態に遭遇することはままある。
参考になる事例がなかったり、あったとしても前提やらいろいろ違っていたり。
特にキャリア上の選択の方は、やり直しがきかないし、個人個人の事情による要素が大きく、一般的な解を援用したところで、納得感のある結論に至らなかったりする。
そんなわけで、悶々と悩むことになる。
しかし、グルグルと「自分の中」に答えを求めても、結論はほぼ出ない。
そう、逆に言えば、「自分の中」に答えがないから悩むのであって、あったら悩むことなんてないのだ。
なので、悩んでもよくわからないときは、色々な人と話したり、外から刺激を受けるようなことを、積極的に行うのがいいと思う。
話すのは他愛ないことでもいいし、悩みそのものをぶつけてもいい。
思わぬ切り口での意見を貰えることもあるけれど、殆どが役に立たない「一般的な解」だと思う。
しかし、外部の人間から「一般的な解」を提示されたときに、「やっぱりそうか…」と思うか、「いや、そうじゃないんだ」と思うかは、思考を深めるための大きな刺激になるはず。
釈然としないならその釈然としないところに本質があって、それを別の人にぶつけていくと、また少し答えに近づいていけるのだ。
もっとも、人に話すだけで、悩みがスッキリする人もいるのだが。
そう思うと、なんでも話せる相手が複数居るというのは、生きてく上でとても大事なのだなぁと、改めて思ったり。
まぁ、ご参考ということで。