人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

悩んでもよくわからないとき

キャリア上の選択とか、ビジネスの諸々のシーンで、悩ましい事態に遭遇することはままある。

参考になる事例がなかったり、あったとしても前提やらいろいろ違っていたり。

 

特にキャリア上の選択の方は、やり直しがきかないし、個人個人の事情による要素が大きく、一般的な解を援用したところで、納得感のある結論に至らなかったりする。

そんなわけで、悶々と悩むことになる。

 

しかし、グルグルと「自分の中」に答えを求めても、結論はほぼ出ない。

そう、逆に言えば、「自分の中」に答えがないから悩むのであって、あったら悩むことなんてないのだ。

 

なので、悩んでもよくわからないときは、色々な人と話したり、外から刺激を受けるようなことを、積極的に行うのがいいと思う。

話すのは他愛ないことでもいいし、悩みそのものをぶつけてもいい。

 

思わぬ切り口での意見を貰えることもあるけれど、殆どが役に立たない「一般的な解」だと思う。

しかし、外部の人間から「一般的な解」を提示されたときに、「やっぱりそうか…」と思うか、「いや、そうじゃないんだ」と思うかは、思考を深めるための大きな刺激になるはず。

 

釈然としないならその釈然としないところに本質があって、それを別の人にぶつけていくと、また少し答えに近づいていけるのだ。

もっとも、人に話すだけで、悩みがスッキリする人もいるのだが。

 

そう思うと、なんでも話せる相手が複数居るというのは、生きてく上でとても大事なのだなぁと、改めて思ったり。

まぁ、ご参考ということで。