古い友人から、直接応募とエージェント経由の応募、どちらがいいかと聞かれたので、チャットで答えた内容を記事にする。
以下…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご連絡誠にありがとうございます。
これ、業界の中でもいつも議論されるテーマなのですが、結論から言うとケースバイケースであり、一般解は無いと思ってますので、「エージェントか直接応募か」ではなく、「エージェントも直接応募も」しかないと思います。
良いエージェントに出会えれば、
・社長から事業部門長、現場社員にまでグリップがあり、フラットで詳細な内部事情を教えてもらえるだけでなく、面接対策までケアしてくれる
・自分がまとめ切れないモヤモヤした要望を上手く拾ってくれ、企業との交渉を上手に行ってくれたり、客観的なアドバイスを提供してくれる
なんていうことが期待できるのですが、
相手がダメなエージェントだと
・ただの取次ぎだけで、情報も一般的なことばかり
・企業との信頼関係も乏しく、最悪な場合だと「この人採用するとあのエージェントにお金払わなきゃいけないんだな、うーん」と思われてしまっている
ことになります。
そういう意味では、エージェントであれば誰でも良いわけではなく、ある程度時間をかけて良いエージェントにつながりを持っておくことも大事かと思います。
尚、良いエージェントであっても、すべての採用企業と深い信頼関係が作れるわけではありませんので、良い行動、良い習慣を持っているエージェント数人と、つながりを持てている状況が理想なんじゃないでしょうか。
尚、直接応募はそれはそれで大事だと思います。
自分自身で機会を広げるというアグレッシブな姿勢は常に持っておきたいですし、直接応募だと色々不安なので真剣に悩みますよね?
エージェントのアドバイスも大事ですが、本当に受けたい会社・仕事って何だろう、落とされたらどうしよう、相手が求めていることって何だろう、というのを真剣に考え、自分のキャリアを見つめなおすことをせざるを得ないので、そういう意味でも直接応募は大事なんじゃないかと思う次第です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追加質問もありましたが、今日はここまで。
まぁ、ご参考ということで。