人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

本音で話ができる人は強い。

転職の場面も含め、世に交渉ごとは沢山ある。
「交渉上手」というと、どうしても駆け引きだとか、ハッタリも含めた、手練手管に長けた人、というイメージになりがちだ。

しかしこれは小生の思うところであるが、手練手管の類で交渉を有利に進められるのは、「売っておしまい」「買っておしまい」のような、その場限りの取引に限られるのではないかと思う。
採用の場面のように、双方が長期的な関係性を求められる場合は、何より信頼関係が優先される。

そんな場面で、良いことばかり、強気の発言ばかりでは、かえって信用されない。
信頼関係を構築するには、相手と同じ、強さも弱さも持ち合わせた人間であること、同じ「目線」を持った人間であることを、理解してもらうことが重要だ。

ゆえに、自分をいたずらに大きく見せるのではなく、本音で等身大の自分を語れる人は、面接においてはとても強い。
強いだけでなく、仮に縁がなかったとしても、それはありのままの姿で受け入れられなかったのであるから、実は凹んんだりすることもない。

自然体の姿に、学ぶことは色々あることと思う。
まぁ、ご参考ということで。