人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

今の会社で起きることは大抵転職先でも起きる。

以前のエントリで、実は転職を考える最大の要因は職場の人間関係、という事を書いた。
職場の人間関係をリセットするために転職活動をするとして、もちろん多少の社風の違いはあるにせよ、自分に合う人ばかりの組織なんてあんまりない筈だ。

転職した瞬間は、前の環境を抜け出す事はできるかも知れないけれど、新しい環境で自分なりに「強さ」「柔らかさ」「巧さ」なんていう素養を磨いておかないと、また同じ問題に直面してしまった時に、苦しくなってしまう。
転職後が大事とは良く言われるけれど、こう言う意味でも大事だと思う。

そしてもう一つ、新しい職場で人間関係を作っていくのはとてもストレスフル(小生の経験上、転職した側はオープンなのに、受け入れ側が閉鎖的で難儀する事が多い)なのと、新しい職場の人間関係の方が酷いというシャレにならない展開も十分起こりうる。
なので、「これはもはやコンプラ違反レベル」という状況に今の環境がないのであれば、職場の人間関係で動くのは慎重に吟味したい。

もちろん、人間関係以外に転職を通じて実現したいものがはっきりしていれば、多少ギスギスしていても、割り切って凌げるという面もある。
なので、何を目指すのか、というのはとても大事なのだと改めて申し上げておきたい。

まぁ、ご参考ということで。