人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

やった事ないですけど多分大丈夫です。

タイトルの言葉は、仕事に対する心構えのようなものかもしれない。
やったことがあることにこだわり過ぎていれば、転職なんかできないし、そもそも今の仕事ですら、時間の経過とともに限界を感じることになるはずだ。

同業他社であっても、実は用語の一つ一つ、組織の意思決定のニュアンスなど、微妙に違いがあり、同業他社に行ったからといって、前職の感覚がそのまま通用するわけではない。
ましてや同業他社以外ではなおさらだ。

そして、自分自身のキャリアにとっても、長い時間軸で捉えた時に、今の仕事にこだわり過ぎてしまうのも、却ってリスクを高めてしまう可能性がある。
ロボットとか、そんなものに置き換えられてしまいかねないご時世でもあるし。

求人の分析の時にも似たような話をした記憶があるが、今の仕事を一生懸命取り組みつつも、今自分がやっている行為には、どんな意味があるのか、一歩引いてみる習慣がある方が良いように思う。
「やったことないけど多分大丈夫です」という、良い意味でのいい加減さは、普段から自分の仕事の意味付けを定義できている人にしか、言えないことのような気がする。

そして、「やったことないけど多分大丈夫です」というポジティブでチャレンジングな発言ができる人のところに、新たな機会が訪れるのは、確かなことだと思う。
まぁ、ご参考ということで。