こんな本を積読在庫から引っ張り出す。
物凄い雑なあらすじを述べると、バリバリハードワークをこなしていたビジネスパーソンが、体調を崩したことをきっかけに瞑想や睡眠に意識的に取り組み、状況が改善した体験を踏まえて、その効果を説くというもの。
小生は健康オタクなので、Googleのレコメンドもソレ系の記事が多いのだが、本書は2014年発刊ということは、最近のブームの「はしり」という感じだろうか。
なので、内容としては真新しいものはないし、あらすじを整理してみると、ハリウッド映画とかでもよくあるような「自己発見」系のストーリーだったりもする。
瞑想も睡眠もストレスを一定にし、充足した時間を導いてくれるのはそうだと思うけれども、なんかね、「世の中そんなのばっかりで良いんでしたっけ?」とも捻くれてみたりする。
悟りの境地に達した坊さん尼さんばかりの社会では、イノベーションも芸術・文化も生まれないと思うんだよね。
ま、マインドフルな生活の実践は、なかなかできない人が多いかもしれないから、そんなこと心配する必要無いのかな。
まぁ、ご参考ということで。