まずはリンク。
組織のあり方も含め、イノベーションをテーマにする中で、興味を持ってポチった本。
セール対象で評価が高かったことも購入を後押し。
主に中小企業を対象に書かれていて、中小企業だからこその採用の苦労を踏まえ、一方で小さな企業だからこそできる工夫の数々が列挙されている。
人を雇い入れたり、囲い込むために給与をあげるのは、最も安直だが効果がない、ということを主張しているように感じた。
もちろん金を払うなと言っているわけでなく、それ以上に、従業員のことをよく理解し、経営が思っていることを率直に明らかにして、同じ目標に向けて手を携えていけば、自ずとエンゲージメントは高まっていく、というようなことを語っている。
しかしこれ、本質的が故に、無茶苦茶大変なんだよね。
結局のところ、この人口減少、採用難の時代に、安直な答えなどないということか。
短い本なので、サラリと読むにはおすすめである。
まぁ、ご参考ということで。