まずはリンク。
Kindle Unlimitedの書籍をフラフラ見ていて、仕事に活かせそうで、評価も高いということで手に取った。
こういう時に読み放題は敷居を下げるので良い。
本書では、要件定義のテクニックを、上流である目的の設定や、システムで解決する所としない所の切り分け、といったレイヤから、インタビューの方法、資料化、プレゼンのテクニックといった各論まで、物語形式で事例を展開しながら、ポイントポイントで「どうすべきか?」を問う、という構成になっている。
非常にわかりやすくするする読める。
書かれていることは、ある意味で仕事人として普遍的なスキルとも言えるもので、内容に異論は無いのだが、「要件定義って本当にこれで完成なんですか?」という不安は残る。
これはもちろん作者が悪いのではなく、小生が開発の世界でちゃんとした訓練を受けた経験が無いからなのだが。
その上で、やはり本書の内容が正しいのであれば、こういった普遍性のあるスキルを身につけることは、とても意味があるし、「これって当たり前だよね」と思える人は、自信を持っていろんなチャレンジをすることができると思う。
いや、普遍性を持って、いろんなチャレンジをすることこそが、真の成長につながるような気がする、という蛇足まで思いついてしまったので、本書についてはここまでにしておく。
まぁ、ご参考ということで。