何かを長く続けるのはコツがいる。
仕事も、勉強も、トレーニングも、ダイエットもそうだ。
何かを継続し、その結果として目標を達成するのは、人生における自信に繋がるし、とても意味のあることだと思う。
以前もブログで触れたことはあるが、小生なりにコツだと思っていることをいくつか。
1.続けられる負荷に留める
長く続けるのは最大のポイントはこれだと思う。
続けられるレベルでしか取り組まない。
それで続けていると、だんだんこなせるようになっていくが、そうなったとしても、負荷はほんの少し、様子を見る程度しか増やさない。
もっと成長したいと思って、そのタイミングのベストを目指してしまうが、そこまで増やすと、ほぼ続かない。
殆どの継続性がないものが、高いスタートラインと成長カーブにあると思う。
低いスタートライン、退屈な成長カーブがコツ。
2.何かを始めるときは、何かを削る
リソースが無限にあることはないのはもちろんだが、余力があるという人も少ない。
ある人でも、それは何かのバッファになっていたりするので、暇なようでも、新しいことを始めると、思わぬしわ寄せが起きることがある。
なので、何かを始めるときは、優先順位の低いものを止めること。
これがセットではないと、継続は厳しいと思う。
3.我慢する代わりに、何かを得る
前項と表記は似ているが、ちょっと違う話だ。
食べるのを我慢する、遊ぶのを我慢するなど、楽しいこと、好きなことを削るのは、結構厳しい。
あまり大した話ではないが、食事制限をするのではなく、三食の中でバリエーションを増やすトライアルなんかをしたり、ただ勉強するのではなく、興味の持てる分野をとことん突き詰めるとか、パワーをかける方向を、我慢ではなく、別のことに昇華させるようなイメージだ。
続けられる興味、適性のある領域を探して、捨てたい習慣を忘れてしまうというようなイメージだろうか。
4.あらかじめ、長く続けるものと想定しておく
案外これを忘れている人が多い。
何かを続けるということは、習慣を変えるということで、それは生活から人間関係、使う道具など、大事から小事まで影響を及ぼす。
生活スタイルを変えるという前提で色々な枠組みを考えていくと、継続させるヒントがあると思う。
毎日の歯磨きを「頑張って」続けている人はいないであろう。
まぁ、ご参考ということで。