イーロン・マスクが若かりし頃大好きだったということで手を出す。
ま、筋の解説とかはしないが。
古いSFなんかを読んでいて、感心するのはその洞察力というか、大きな流れを掴んで構成する力なんだよね。
人間というのはこういうもので、こういう架空の環境であればきっとこういうことが起きて、最終的にはこうなっていく、みたいな。
本書で言えば、銀河帝国が拡大し切った後、緩やかに衰退していく世界線というのがまた、ありそうな感じなのである(必ずしも日本のことを言っているわけではない)。
一方、その世界線の中で、一人の天才がある構想を抱き、知らず知らずのうちに代々の後継者がそれをなぞっていく、なんていうのは、面白いし次は気になるけど、そんなことはでけへんやろ〜、というエンタメの世界。
また、登場人物が変わらず男だらけで、酒もタバコもガッツリ、というところが、アシモフも予測できなかった未来なのも面白い。
というわけで、先が楽しみなので続編に進むのである。
まぁ、ご参考ということで。
