娘が学校から持って帰ってくる。
どうも、最近どんどん紙の本が読まれなくなっているので、少しでも慣れてもらおうということで企画されたもののようである。
そういうものを本読みの娘が持って帰ってきているあたりに、この企画の行方が不安になるが(苦笑)。
まぁ初心者向けの教則に中級者上級者が手を出さないとは限らないけどね(笑)。
で、まあ最初の数ページが巨大なフォントで書かれていて、徐々に小さくなって普通のフォントになっていくとか、カラーで付箋みたいなデザインがされていてガイドになっていたりとか、「そういうことか?」と思わないでもないが。
序盤から面白ければ読むんじゃねぇの、という気がするんだが、それは小生が本読みだからだろうか。
という色々な感想はあるものの、わずか70ページのこの短編、よくできていると思った。
普通に面白くて最後まで読むんじゃない?著者の作品読んでみたくなるんじゃない?という気がする。
ありふれた中学生と思われる主人公男子、徐々に変わったバックグラウンドが明らかにされ、不穏な雰囲気も漂いつつ、一夏の青春物語であり、親子の物語であり、成長の物語になっている。
「うまいなぁ」である。
瀬尾まいこ氏の著作は読んだことがなかったが、なかなかの書き手だと思ったので、読んでみたいと思ったりした。
ということで、これは企画の意図が成功したということなのかな?
本読まない人が読むようになる方が素晴らしいが、読む人がもっと読むようになっても効果は同じだからね(笑)。
まぁ、ご参考ということで。
