人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

本当に近現代史

Audible数珠繋ぎ。

 

本当に近現代史なのだが、国防とはなんぞ、というところである。

そもそも守るべきものを何と置くのか?

 

この問いが近代国家の始まりなんだなと考えさせられる。

国土なのか、国民の生命なのか、財産なのか、天皇による統治体制なのか。

 

そういうところに、国としての基本的な考え方が現れるわけで。

もちろん国民国家の始まりと言える明治時代前後から話が始まる。

 

以降、基本的には「誰が」「何をした」という話が延々と続き、著者による論説などは極力控えめというテイストの本。

なのでなんとなく流してしまいがちではあったのだが、それなり面白いエピソードもあり、我々は何を守ってるんだっけという根本的な問いも考えさせられる。

 

そういう本なので、正直読む人を選ぶと思うし、もちろん軍事マニアが読んで面白い本でもないと思う。

どちらかというと近代とか、国民国家とか、社会学系、マクルーハンとか読んできたような人が読むと、面白い本なんじゃないかな(ちょっと無責任か?)。

 

まぁ、ご参考ということで。