昨日の自主性を重んじる育成から転じて、パワハラ騒動のあった監督の手記である。
どっちでありたいかと問われれば、個人的にはビジャレアルなんだが、この黒田氏が言いたいこともよくわかる。
「ミーティングの時にガムを噛むんじゃない。それは選手以前の人として当たり前のレベルの話だ。」というような記述があって。
ビジャレアルでは言わないだろう。
文化的背景が違うし、サッカーと関係ないしね。
でも案外イギリス・アメリカあたりでもミーティングでガムを噛むなという監督は居そうな気がする。
それも教育的な観点でね。
「こちらが話している時にガムを噛まれていると、真剣に受け止めてもらえていない気がするので、できればミーティングの時にガムを噛むのはやめて欲しい。」
これがフラットな提案になるだろうし、ガムを噛んでいる側も「あぁ、そういうふうに受け止める人もいるんだな、今後は気をつけよう。」となれば、まぁ教育的な効果があったと言えるだろう。
いやしかし、プロの育成に人格形成は必要なのか?
プロを辞めてからの人生のほうが長いんだから必要だ、というのがプロ野球の野村監督のスタンスだったが、それって無茶苦茶親切だよね…よく考えると。
関わった相手が、仕事だけでなく、良い人生を送って欲しいと小生なんかは考えてしまうのだが、会社の育成プログラムとはちょっとズレるよね、なんて思ったり。
二冊読んで、もやもやといろいろ考えるのであった。
まぁ、ご参考ということで。
