Audible 渉猟。
我々年代の人間には、藤田田氏はすでに遠い存在というか、経済メディア等で記事を拝見することもなかった方である。
たまたま勤めた会社の社長が会ったことがあるらしく、なかなか豪胆なエピソードを聞いたことがあり、存在を意識していた。
もちろん有名な経営者であることは確かなんだが。
で、本書はその藤田氏が、自らを「銀座のユダヤ人」と言わしめた商売のノウハウを語りつつ、彼らの商売の秘訣をまとめたものである。
今の時代から眺めると、不適切な表現が多い。
だからこそというべきか、昨今なかなかお目にかかれない刺激に満ちた本ではある。
それでいて、ビジネスにおける本質的な要点もついていたりする。
昔の偉い人を酒席で接待しながら話を聞いている感じだ。
こちらは愛想笑いを振り撒くが、その笑顔は実は苦笑いだだりするのだけれど、「へー」「なるほどねー」という感想も腹の底には存在する。
そんな感じである。
まぁ、ご参考ということで。
