人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

再読してよかった

Kindleセールで買う。

 

読み始めてしばらくしてから、あぁこれ図書館で借りて読んだなと思い返した。

Amazonプライム・ビデオで人気テレビシリーズになっている刑事物の原作。

 

本を読んでもあの俳優さんが、あの吹替でセリフを喋っている。

映像の力はすごい。

 

内容はハードボイルドである。

連続殺人鬼を殺してしまった裁判の最中に、同じような事件が発覚し、という展開にドキドキする。

 

真犯人が誰かは覚えていたが、そこに至るプロセスは全然覚えていない。

改めて読んでみると、主人公の内面の描写が豊かで、作品としての奥行きが素晴らしい。

 

孤独で、仕事には熱心で。

しかし、なぜそんなに仕事に情熱を傾けるのか。

 

単なる真面目さや正義感ではない、心の奥に潜む、あまり明るくはない感情が熾火となって主人公を突き動かすが、自分でも説明できない以上、愛する女にも打ち明けることができず、関係も長くは続かない。

こういう不器用なところは誰でもあると思うし、そこに作品としての深さがある。

 

レイマンやジャックリーチャーでは、こういうわけにいかない。

何冊かセールで買ったので、続きが楽しみである。

 

まぁ、ご参考ということで。