続き。
前回あたりからむくむくと頭をもたげ出してきた、どうやって旅を終わらせるか、という問いに向き合う巻ではある。
とはいえ、そもそも掲げてきた終着点にどんどん近づいていくので、旅の終わりは避け難くなっていく。
最後はちょっとしたオチがつきつつ、若き著者の青臭い意気込みで終幕となる。
何度も読んだのに全然覚えていないものだ。
ところで、本書のヨーロッパ編については、アジア編を終えてからかなり間が空いて出版されている。
確か10年くらい空いているんじゃなかったか。
出版業界側の事情はあったのだろうが、どうして著者はこんなに間をとったのだろうと、読むたびに思う。
アジアほど書くべき内容がないと思ったのか。
旅の終え方というヨーロッパ編のテーマを整理するのに時間がかかったのか。
何かの意味が含まれているのではと考えてしまう。
さて、本書をまた小生が読む日は来るのだろうか。
紙の本はとうの昔に手放してしまった。
Audibleは声が小さいので、また聴くとも思えない。
時代の変化と心境の変化、それを思い知らされた今回の再読だったが。
まぁ、ご参考ということで。
